眼鏡光学教本第3版に誤りがございました。

読者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
訂正してお詫び申し上げます。

■59P右段上から10行目
誤:JISでは定義されていないが、通常は、光を吸収する方向を偏光板や偏光レンズの偏光軸と呼んでいる。したがって、水面などの反射光を除去するときの偏光軸は180度である。装用者が首をかしげたり、横臥したりすれば偏光軸も傾くので、反射光の吸収効果が減少する。

正:偏光軸という用語は、偏光板や偏光レンズにおいて光を吸収する方向を指したり透過する方向を指したり、どちらの用例も見受けられて混乱している。JISでも定義はされていない。
透過する方向を透過軸とか、それに直交する光波を吸収する方向を吸収軸というような表現を用いる方が良い。したがって、水面などの反射光を除去するときの吸収軸は180度である。
装用名が首をかしげたり、横臥したりすれば吸収軸も傾くので、反射光の吸収効果が減少する。

■104P左段下から6行目および5行目 
誤:情報
正:上方

■122P右段上から2行目および19行目
誤:n2=1.0
正:n1=1.0

■135P右段下から3行目から、以下の文章を削除
もう一つ偏光レンズには、偏光軸ということばがあるが、偏光軸については明確に定義されていない。一般に透過軸の方向を偏光軸と呼ぶ。

■167P表2-1 以下を追記 
参照元:警視庁「適性試験の合格基準」

■203P右段最終行 
誤:左外下
正:左外上

第3版正誤表